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支援士対策にも! 情報セキュリティマネジメント試験の勉強方法を徹底解説

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情報セキュリティマネジメント試験 試験合格者が勉強法について徹底解説!

情報セキュリティマネジメント試験に合格したので、勉強方法を徹底解説します!

私は2025年4月度の情報セキュリティマネジメント試験を受験し、695点/1,000点(合格基準600点/1,000点)で一発合格しました!

受験の経緯

私が情報セキュリティマネジメント試験を受験したきっかけは、情報処理安全確保支援士という上位資格に挑戦し、2回不合格だったからです。

情報処理安全確保支援士試験を受けたのは、会社がIT化を進めていく上で奨励金を補助してくれることになり、よく分からないながらも勉強を始めてみたことがきっかけです。(過去にITパスポート基本情報技術者試験を受験していましたが、ほとんど覚えていない状態からのスタートです)

上位資格を受験していたので余裕で取得できると思いましたが、知らない知識もあり意外と苦戦しました。

私のスペック

取得資格(情報系):ITパスポート、基本情報処理技術者

情報処理安全確保支援士試験2回受験するも不合格

情報セキュリティマネジメント試験とは

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験です。〈共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)レベル2相当〉 (IPA公式HPより引用)

情報セキュリティマネジメント試験は、「セキュリティ」関連の知識が問われるため、取っ付きにくく感じるかもしれません。ですが、実際には合格率が70%前後と高いため、比較的取得しやすい部類の資格となります。

この試験はその名の通り、情報セキュリティのマネジメントに重きを置いた試験です。非エンジニアの方でも知識と読解力さえ身につければ合格しやすい資格ですので、同じレベル2の基本情報技術者試験よりも取得しやすいと思います。

セキュリティ以外の分野も少なからず出題されますので、ITパスポート受験直後で知識が頭に入っている方にも有利な試験だと思います。

マナブ
マナブ
CBT方式なのでいつでも受験できることもメリットの一つです。ITパスポート受験後についで感覚で取得することをお勧めします!

試験時間・出題形式・出題数(回答数)

試験時間 120分
出題形式 科目A:多肢選択式(四肢択一)、科目B:多肢選択式
出題数・解答数 出題数:60問(科目A:48問 科目B:12問)
※全問回答必要

科目Aでは基礎知識が求められ、科目Bでは業務における情報セキュリティ管理の実践力が問われます。

マナブ
マナブ
科目Aが基礎、科目Bが応用のイメージです。

科目Aは4肢択一なので分からなくても25%の確率で合格できますが、科目Bは当てずっぽうの回答では正解になりません。確実に回答がわかる、または可能な限り選択肢を減らすことが重要になります。

また、科目Bは長文読解なので多くの時間が必要になります。時間が足りなかったと言う受験者も多いようです。

マナブ
マナブ
科目Bの攻略が重要となります!

情報セキュリティマネジメント試験の難易度

情報セキュリティマネジメント試験はIPAの情報処理資格の中でレベル2に該当します。

合格率は70%前後なので、比較的受かりやすい資格だといえます。

同じレベル2の試験で基本情報技術者試験がありますが、体感的には情報セキュリティマネジメント試験の方が取りやすい資格だと思います。

セキュリティだけでなく、広い範囲から出題されますのでITパスポートレベルの知識は持っておいた方が良いと思います。持っていない方は、先にITパスポートから受験するのも良いと思います。

試験実施日

情報瀬キュリシティマネジメント試験はCBT(Computer Based Testing)方式により、年間を通じて随時実施(令和5年度より)されています。

※身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方のために、春期(4月)と秋期(10月)の年2回、筆記による方式の試験を実施
マナブ
マナブ
CBT方式なのでいつでも受験できてすぐに結果が確認できます。

おすすめの参考書

テキストはこれ1冊でOK

基礎的な知識はこのテキストに記載されているもので十分だと思います。ざっくり読んで例題は全て解けるようにしましょう。

科目Bは知識も必要ですが、読解力と情報セキュリティマネジメント試験特有の考え方を要求されます。

このテキストでは科目Bに特化したページもありますので、科目Bの考え方をマスターしましょう。

問題演習は過去問道場で実施

テキストで知識を習得したら問題演習をしましょう。問題演習については実際の過去問ベースで勉強するのが定石です。

https://www.sg-siken.com/sgkakomon.php

勉強方法

資格試験に共通することですが、過去問を基本とした問題演習が非常に大切です。

テキストを1回通読する

まずはテキストを1回通読しましょう。まずは、テキストはサラッと1回読むだけでOKです。ここで躓かないように深く考えすぎずに通読を終えましょう。特に情報処理試験は過去問から出題されることが多いので、過去問演習に重点を置く必要があります。

テキストの例題を繰り返して全て解けるようにする

テキストの例題数はそこまで多くありませんので、過去問演習に入る前に全て解けるようになっておきましょう。分からないところはテキストに戻って読み直してください。

特にB科目の問題はテキストの解き方から完全に理解できるようにしましょう。科目Aは実際の試験ではテキストに載っていない問題が出てくる可能性があり、全てを解くことは難しいです。

科目Bについては解き方のパターンを理解していれば読解力で解ける問題が多く、得点源になり得ます。パターンが決まっていますので必ず理解してください。

過去問道場で過去問演習をする。

過去問道場では平成28年春期〜令和元年秋期までの過去問題が掲載されています。(CBT方式になってからは過去問が公開されなくなりました。)

ここで、平成28年春期〜令和元年秋期までの全ての過去問を解きましょう。過去問道場では間違えた問題を記録しておき、後から間違えた問題だけを回答できる機能があります。

最初はわからない問題も多いと思いますが、丸暗記するくらいのつもりで深く考えずにどんどん過去問を解いていきましょう。問題と解説を繰り返すことでだんだん知識が身についてきます。(何度やってもわからない問題はテキストに戻ってしっかり理解しましょう。)

最初は30%くらいの正答率だったものがだんだん上がっていくことが確認できると思います。何度も繰り返し正答率を上げていきましょう。

試験を受けてみましょう

上記の勉強方法で試験対策をしたら実際に試験を受けてみましょう。CBT方式なのでいつでも受験できますし、落ちても再受験可能ですので気軽に受けてみることをお勧めします。

過去問道場で9割程度の解答率が保てているようであれば、実際の試験でも十分に通用するレベルだと思います。

実際に受けてみると見たことのない問題も出てくると思います。ですが、4択を2択まで絞り込めたり、違和感を感じられるようになっているはずです。

科目A

科目Aは4肢択一方式です。過去問とテキスト以外の知識も出てくることはありますが、4択問題ですので、確実に不正解な選択肢を省くことで3択、2択まで絞り込むことができます。諦めずに正答率を上げる努力をしましょう。絞り込んだ問題は後で見直すと意外と解けることもあります。最後まで諦めずに問題に向き合いましょう。

マナブ
マナブ
もし不合格であっても、実際に試験を受けた経験は次に活かせます。全力で取り組みましょう!

科目B

科目Bは長文読解です。読み解くのに時間がかかり焦ることもあるかもしれません。ですが、テキストに記載されていた考え方を思い出せが知識不足でも解ける問題が多くあります。わからなくても何度も読み直し、解答を導き出しましょう。

マナブ
マナブ
読み解くことで少なくとも選択肢を減らすことができます。

情報セキュリティマネジメント試験では科目Bが鬼門ですが、テクニックで対応できる得点率を上げることができる美味しい科目でもあります。長丁場の試験で頭も体力を使いますが、最後まで頑張りましょう!

まとめ

情報セキュリティマネジメント試験は、勉強することで確実に合格できる試験です。

今後もセキュリティに関する知識は、どの業界でも必須になると思います。自身のキャリアアップのためにもぜひ受験してみてくださいね!