外国人雇用管理主任者試験 試験合格者が勉強法について徹底解説!
『外国人雇用管理主任者』試験を2週間の勉強で合格したので、受験するに至った経緯から受験結果までを徹底解説します。この試験はCBT方式でいつでも受験できるのですが、過去問が一切公開されておらず、ネットにも非常に情報が少ないです。
資格取得するためには、講習を受講するか試験を受けるかの2通りの方法があり、確実に取得したいのであれば、講習を受講するのが一番ですが講習費用が高額です。
私は講習費用を払いたくなかったので、試験を受験し一発で合格することができました。
この記事では私と同じように外国人雇用管理主任者試験を受験したいと考えている方に向けて私の合格に至る体験を共有します。また、講習を受講された方が良い方についても解説します。
外国人雇用管理主任者に興味のある方
外国人雇用管理主任者試験を受験したい方
講習受講するか試験を受けるか悩んでいる方

外国人雇用管理主任者試験とは
「外国人雇用管理主任者」は、外国人雇用についての専門知識を身に着け、外国人雇用に関するトータル的なサポートができる人材の育成を目的として設立された資格です。企業が外国人雇用を導入するうえで活用できる各種助成金制度の申請をサポートする「社会保険労務士」やビザ申請の手続きや労働生活相談などを行う「企業の人事労務担当者」等、外国人雇用に関わる全ての方に有用な資格です。(参考:外国人雇用支援センターHPより)
最近日本で働く外国人の方が増えてきていますよね。私の働く会社でも多くの外国人の方を採用しています。職場で外国人と共に働く方や外国人を部下に持つ方も多くいらっしゃると思います。
今後日本の労働者人口は減少傾向にあり、外国人の雇用がますます拡大することが予想されています。「外国人雇用管理主任者」の知識を持っていることで人事・採用担当の方のビザ申請などの必要な知識を身につけることができます。人事だけではなく、外国人と仕事をすべての方に対しても外国人と働く上での注意事項や労務管理方法、職場の受け入れ方法など広く浅く知識を得ることができます。
受験に至ったきっかけ
私の働く会社でも外国人の雇用が増えてきています。外国人とのコミュニケーションや法律について勉強することは自分の役に立つと思い受験を決めました!
外国人雇用管理主任技術者試験では過去問が公開されていない?!
この試験の大きな特徴は過去問題が公表されていないことです。一般的な資格試験では過去問から勉強することが一般的ですが『外国人雇用管理主任者』については、過去問から傾向を把握することができません。
実際に出た問題について情報を流出させることは禁止されていますので、問題の内容をお伝えすることはできませんが、私の勉強法について解説します!
結論!一発合格は諦める気持ちで受験する
こんなことは書いてしまうと怒られそうですが、『外国人雇用管理主任者』試験については、2回受験する気持ちで受けることが最短で合格する方法だと思います。
理由は、過去問の情報が公開されておらず、問題の難易度や出題方法の判断ができないからです。勉強方法としてはレジュメを理解する方法しかないので、何度読めば良いのか分からず不安がずっと付き纏ってしまいます。
『外国人雇用管理主任技術者試験』はCBT方式なのでいつでも受験できるのですが、受験をいつまでも引き延ばしてしまう可能性があります。CBT方式のメリットとしては再受験もすぐに可能ですので、ある程度勉強した実際に試験を受けてみることをお勧めします。
試験を受けてみると、自分の体験として回答できた問題や苦手分野、出題傾向などの生の情報を得ることができます。実際に受けることで、勉強が必要な範囲が分かりますので、もし落ちたとしても、弱い部分を中心に勉強してすぐに再挑戦することができます。
実際の勉強方法
まずは自分の立ち位置を把握しましょう。おすすめは一度公式レジュメを読んでみて、感覚でどれくらい理解できるかを確認することです。
レジュメの内容としては、外国人雇用に関することや制度ことだけではなく、社会保険料や労働基準法に関わることまで広く記載されています。一度読んでみて自分がどの程度を理解しているのか確認しましょう。
ここでダメだと思ったら、講習で取得を検討するのもアリだと思います!
外国人雇用の業務に関わっている方
他資格で関連分野を学習している方
公式レジュメを5回通読する
教材としては、外国人雇用管理支援センターが出している公式のレジュメ(無料)をダウンロードして5回通読しましょう。
ダウンロードはこちらのサイトから → https://eacf.jp/exam/
一般的な資格試験だと数字関係は問われることが多いです。数字の問題は作成者が出題しやすいからですね。(年数や金額など)
落ちるつもりで試験を受けてみる
5回通読したら実際に試験を受けてみましょう!試験ではみたことのない言い回しも多くありますが、意外と常識的に考えれば解ける問題もあります。再受験の可能性もあるので、よく考えて問題を解きましょう。
受験を終えるとすぐにレポートが出力されます。合格した方はおめでとうございます!不合格の方は、試験後にすぐにレジュメを読み返しましょう。受験後なので問題も頭に入っているはずです。レジュメをすぐに読み返し問題を定着させましょう。
受験することで傾向を掴んで、自分の苦手分野(間違えたところ)をすぐに復習すれば、かなり手応えを感じられると思います。
CBT試験ですので、再申し込みも簡単です。記憶に新しく悔しいと思っているうちに2回目に挑戦しましょう!
まとめ
『外国人雇用管理主任者』試験は過去問や公開されいる情報が少なく、勉強方法がわかりにくい試験です。受験した感想で言うと問題自体は常識でわかるものもあり、特別難しい試験ではないと思います。
今後外国人労働者は増えていくことが予想されるので、興味のある方はぜひ受験してみてください!