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外国人雇用管理主任者試験 試験合格者が勉強法について徹底解説!

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外国人雇用管理主任者試験 試験合格者が勉強法について徹底解説!

 

会社員をしながら資格の取得を継続しています。まなぶといいます!
リスキリングの流れや会社での資格支援金が充実してきており、アラフォーになって資格の取得に本気で取り組み始めました!

大人になってからの学びは時間との勝負ですよね。複数の資格を受けてみて気がついたことは、資格試験には勉強だけでなく戦略が大切!ということです。

今回は、ネットにも情報が極めて少ない外国人雇用管理主任者試験について合格しましたので、合格者の生の声をお届けしたいと思います!

Xもやっていますのでよかったら見てみてくださいね!

1.外国人雇用管理主任者とは

「外国人雇用管理主任者」は、外国人雇用についての専門知識を身に着け、外国人雇用に関するトータル的なサポートができる人材の育成を目的として設立された資格です。企業が外国人雇用を導入するうえで活用できる各種助成金制度の申請をサポートする「社会保険労務士」やビザ申請の手続きや労働生活相談などを行う「企業の人事労務担当者」等、外国人雇用に関わる全ての方に有用な資格です。(参考:外国人雇用支援センターHPより)

最近、外国人労働者の方増えてきていますよね。私の職場でも多くの外国人の方が活躍されています。同僚だけでなく、外国人の方を部下に持たれている方も多くいらっしゃると思います。

今後日本の労働者人口は減少傾向にあり、外国人の雇用がますます拡大することが予想されています。「外国人雇用管理主任者」の知識を持っていることで人事・採用担当の方のビザ申請などの必要な知識を身につけることができます。人事だけではなく、外国人と仕事をすべての方に対しても外国人と働く上での注意事項や労務管理方法、職場の受け入れ方法など広く知識を得ることができます。

興味のある方は公式HPもチェックしてみてくださいね!

2.受験した経緯

最近、賃上げやリスキリングの流れで私の勤める会社でも資格の取得手当を奨励しています。私の会社でも少なからず補助が出ますので、一番はお金の為というのがきっかけです。また、職場でも外国人の同僚もおり、仕事をスムーズに進めるためにも外国人労働者について知っておくことは有利に働くと思い、受験を決めたということもあります。

3.取得方法

外国人今宵管理主任者の資格取得には2つの方法があります。一般受験制度か認定講習会制度から自分に合った受験方法を選択します。私は一般受験制度で合格しています。

3-1.一般受験制度で受験する

全国のCBTテストセンターにて、コンピュータを利用して受検する制度です。テストは自分の好きな日時で受験することができます。

▪️受験料:8,500円(税込)
▪️制限時間:60分
▪️出題形式:四肢択一方式 / 50問
▪️登録料:10,000円(非課税 / 有効期間3年間)

3-2.認定講習会制度で受験する

専用サイト内で講義動画を視聴し修了認定テストを受ける形で資格取得を目指す制度です。本講習の受講者は一般試験を免除されます。

▪️受験料:28,000円(税込)
▪️講習内容:5時間
▪️登録料:10,000円(非課税 / 有効期間3年間)

4.事前調査

資格試験の基本は過去問を解くとよく言われます。資格試験については、よほどの難関資格でない限り、適切な方法で勉強すれば合格できるようになっています。試験は人が作るものですし、あまりに理不尽な出題をすると受験者がいなくなってしまいますからね。(試験団体も事業ですので、ある程度合格率を一定に保った上で、資格のブランド性を維持できる難易度で調整していると思います。)

何度や合格率をコントロールするためにも、出題者としても過去問題をベースに問題を作成しているパターンがほとんどです。

ですが、外国人雇用管理主任者試験については過去問が公表されておらず、比較的新しい試験なので情報も非常に少ない為、戦略が立てにくいです。

5.勉強方法

過去問を公表することができない為、私が受験した感想を述べますが、一般的な労務知識が前提にないと難しい試験であると思いました。私はFP2級を過去に取っていたので、社会保険などの基礎はわかっており有利でしたが、労務関係の仕事を経験された方や関連資格を持っていない方は、少し大変かもしれません。

勉強方法ですが、公式ホームページで試験対策用のレジュメが公開されいます。私は、このレジュメを5回通読して試験に臨みました。過去問が公開されていないので問題演習できないのが非常に悩ましいところです。

どこまで勉強したら良いかわからないので、ある程度レジュメを読み込んだら実際に受検することをお勧めします。私は一発合格できましたが、不合格だった場合は、次の二つのパターンが考えられます。

5-1.受験してみて手応えを感じた場合

試験の内容や間違った問題が頭に残っているうちに、間違えた箇所を公式レジュメで復習しましょう。覚えているうちに、間違えたり悩んだところをマークしておくことをお勧めします

外国人雇用管理主任者試験の良いところは、CBT試験なので不合格でも、再受験が可能ということです。頭に問題が残っているうちに再受験して合格を目指しましょう。

5-2.受験してみて手応えを感じなかった場合

外国人雇用管理主任者は、認定講習会制度でも取得することは可能です。
試験を受けてみて全く手応えを感じないということは、基本的な部分も含めて、知識が不足しているということだと思います。

再受験しても良いですが、試験1回あたり8,500円がかかってしまいますので、認定講習会で資格を取得するのもありだと思います。受講料28,000円はかかりますが、しっかり5時間の講習(終了認定試験もあります)を受けて必要な知識を身につけるというのもありだと思います。

公式HP:学習用教材・参考資料  https://emf.eacf.jp/study/

6.試験の受験方法

試験はCBT方式で実施されます。好きな会場を選んで自分の都合の良い日程で受験しましょう。

テストセンターに着くと身分証確認の後、ロッカーに持ち物を収納し、ログインIDの書いた紙やメモ用紙とペンを渡されます。

試験センターのPCに案内されますので、画面の指示に従って試験を受験しましょう。(チュートリアルもありますので、初めて受験される方は試験前に確認しておきましょう)

試験は時間制限がありますが、早めに終わった方は任意のタイミングで終了することができます。私は最後の見直しと合わせて、不合格だった場合に間違いやすい項目などをできるだけ覚えておくようにしておきました。

7.試験結果

CBT試験を受験するとすぐにスコアレポートが出力されます。受験後すぐに合格しているか分かりますのは嬉しいですね。

マナブ
マナブ
実際のスコアレポートです。正答率70%で合格していました

8.試験合格後

合格後翌月末を目処に合格証書が郵送されます。(私は5月初旬に試験合格し、7月の頭に合格証書が届きました。)合格証書と申請書類一式が合わせて届くので、認定証の申請を行いましょう。この際登録料1万円がかかります。(有効期間3年)

9.まとめ

外国人雇用管理主任者試験は、過去問題を含めて情報がほとんど出回っていません。試験としては外国人の雇用に関することや一般的な労務知識について問われます。

試験で受験する場合は、FPなどの関連資格取得者や、実務経験者が有利ですが、一度受けてみて難しいと思った方は、認定講習で受験するのも一つだと思います。

今後、外国人労働者は益々増えることが予想されますので、需要は高まる資格だと思います。外国人労働者と働く上での基本的な知識も身につきますので、今後の仕事に活かせる内容だと思います。

資格取得者の少ない今のうちに、挑戦してみてはいかがでしょうか。